愛媛県教育委員会が4日に発表した2014年度の県立高校最終入学志願者数によると、入学者数が30人以下で募集停止となる今治北大三島分校は13年度の2倍以上の36人が志願し、学校存続へ大きく前進した。上浮穴と三崎は志願変更後も必要数(41人)に届かず、新たに再編整備計画の分校化基準に該当することが確定した。 大三島分校は、再編整備計画に3年の猶予期間が導入された12年度から2年連続で入学者数が存続に必要な31人に達していなかったが、3年目にして志願者数が基準を突破した。 一方、分校化基準に初めて該当する上浮穴は志願者数38人。必要数に3人届かなかった。三崎は13年度に基準をクリアしたが今回は39人と2人足りず、2度目の該当となる。
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