女子バレーボール元日本代表の大山加奈さん(29)を招いた交流会が4日、愛媛県松山市浄瑠璃町の久谷中学校で開かれ、同中バレーボール部と荏原小JVCの部員31人が練習で汗を流した。 大山さんは東レに所属しアテネ五輪5位に貢献するなど活躍し、2010年に引退した。交流会は、プレミアリーグ愛媛大会開催に合わせて県協会が毎年行っている。 大山さんは現役時代のけがの経験を踏まえ「スパイクを打つときは直前までひじを上げすぎず、体の回転を使って」と無理のないフォームについて説明した。守備練習では「アタックを打つ味方のことを考えて(コントロールしやすい)オーバートスを使おう」などと声をかけた。 久谷中バレーボール部元主将の船田里奈さん(15)は「選手がカバーし合うことがチームのためになると学んだ」と笑顔だった。
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