海外でも活躍する愛媛県砥部町出身の画家・河端通浩さん(32)の絵画展が26日、東京都中央区の銀座三越で始まった。花や動物をモチーフにした色鮮やかな作品で、来場者を魅了している。入場無料、3月4日まで。 河端さんは松山北高から武蔵野美術大を経て東京芸術大大学院を修了。東京を拠点に創作活動を行い、近年はシンガポールやベルギーなどにも作品を出展し、好評を博している。 隠し絵のようにモチーフが別のものに見える「ダブルイメージ」という手法が特徴。今回は「やさしい色彩の中で生まれる日々」をテーマに、植物や鳥、昆虫、魚などを明るい色調で表面に描き、よく見ると隠されたイメージが浮かび上がる趣向の作品約30点を展示している。
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