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歩道橋延長で学校に直結、児童の安全確保 松山・味酒小

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 愛媛県松山市は同市宮西2丁目の味酒小学校前の歩道橋に校内へ直接続く階段を新設し、24日に使用開始した。既存の歩道橋下り口と学校正門の間は自転車が頻繁に行き交う危険箇所で、児童の安全確保が長年の課題だった。市教育委員会によると、市立学校の校内に接続する歩道橋の整備は初めて。 味酒小によると、正門前は県道に面しており、下り口から正門まではわずか3メートルほどだが、通学時間帯は自転車の往来が多い。児童は教員や交通指導員の指示に従って立ち止まり、正門まで走るなどして登校していた。 市教委は、2012年度に県や県警などと行った通学路の合同点検で、危険箇所として改善策を検討。既存の歩道橋を延長した。不審者対策として、校内に続く階段には開閉できるフェンスを設けた。工事費約1900万円。 24日、同校で完成式典があり、児童や住民ら約500人が祝った。歩道橋を「笑顔きらきら通り」(愛称・きらりん)と名付け、6年越智梨咲子さん(12)が「自転車との間でひやっとし、接触したこともあった。これからは歩道橋を大切に使いたい」と感謝の気持ちを述べた。

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