アーチェリーの第23回全日本室内選手権大会最終日は23日、愛媛県の松山市総合コミュニティセンターで6部門の決勝ラウンドを行い、愛媛勢の長谷川廉(今治東中教校)は男子キャデット(中学生以下)で3位に入った。 愛媛勢で唯一、上位4人で行う決勝ラウンドに進んだ男子キャデットの長谷川廉(今治東中教校)は、3位に終わり「あと一歩という感じ。力はいつも通り出せた」と淡々と語った。 試合はトーナメント方式で、18メートル先の的を狙い、3射5セットマッチでポイントを競う。 長谷川の初戦は5―5の同点で、1本勝負で的の中心に近い方が勝者となるシュートオフとなった。「勝ったら2位以上だという邪念があった」とわずか2ミリ差で敗れた。同学年の選手と入賞を懸けた3位決定戦も、再びシュートオフ。「今度は勝ちを急がなかった」と冷静な射的で接戦を制した。
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