日本代表を指導しているプロコーチを招いたボートの国体強化合宿が23日、愛媛県今治市玉川町龍岡下の玉川湖周辺で開かれた。参加した県内高校のボート部員約30人が効率の良いこぎ方などを学んだ。 県ボート協会が実施している国体強化事業の一環。5大会連続で五輪に出場した武田大作選手にも指導していた大林邦彦プロコーチ(52)が講師を務めた。 エルゴメーター(漕力測定器)を使った講習では、機器の負荷を軽くして全身の連動性を確認。大林コーチは、こぎ始めでの足の蹴りの重要性や、艇の速度にこぐ動作を同調させることの大切さを説いていた。
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