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十二単でおひなさまに 1着8キロ、着衣体験

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 ひな祭りの時季に合わせ、子どもたちに日本の伝統装束について知ってもらおうと、十二単を着る体験会が23日、愛媛県松山市久万ノ台の民芸伊予かすり会館であった。きれいな衣装に身を包んだ女の子たちは、笑顔で写真を撮るなどして楽しんだ。 子どもたちの13歳を祝う、さまざまな記念行事を実施している「十三参り少女クラブ」(田中安子代表)が開催。4~13歳の約10人が参加した。 田中代表によると、十二単の腰から下に長く広がる裳は、平安時代の宮中では13歳になると初めて着用できるものだった。当時は「成女式」を開き、女の子の成長を祝ったという。 23日は、式さながらに金びょうぶや貝合わせ、百人一首などをそろえて宮中のみやびをイメージ。女の子たちは田中代表手作りの衣装を着せてもらい、髪飾りや口紅を施して、かわいらしい「おひなさま」に変身した。

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