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デコポン「水腐れ」対策の効果確認 八幡浜

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 デコポン(不知火)の果皮が黒く変色する「水腐れ」対策の検討会が20日、愛媛県八幡浜市内で開かれた。県やJAの関係者らが、雨などでぬれないよう木全体を特製シートで覆う実証事業の園地を視察し、水腐れ防止の効果や経費抑制の必要性などを確認した。 デコポンの果皮障害対策は、管内生産量が県全体の5割を占める県八幡浜支局が2012年度から検討。2年目の13年度は透明性や単価が異なる複数のシートで実証研究しており、20日は約15人が園地で生育状況などを調査した。 同市北浜1丁目の支局であった会合では、担当者が12年度の実績を踏まえ、最悪30%発生する水腐れがシートの被覆で2~3%に抑えられ、収益性も向上するなどと説明。一方、ハウス栽培より低コストだが10アール当たり33万~43万円掛かる資材費の抑制や、被覆作業の効率化を課題に挙げ、14年度も引き続き研究を重ねる方針を説明した。

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