愛媛県久万高原町にある久万美術館、久万高原天体観測館、面河山岳博物館の3施設の職員が、それぞれの専門を生かして同じテーマを語る「ミュージアム・カフェ」がこのほど、同町久万の洋菓子店「プティ・クリフ」であり、町民ら十数人が、お茶やケーキを味わいながら耳を傾けた。 3館の共同イベントとして初めて開催。天体観測館の中村彰正さん(52)と、美術館の神内有理さん(39)が「月」にまつわるエピソードを紹介した。 中村さんは餅つきをするウサギに例えられる月の模様について解説。はさみの大きなカニや水をくむ人の姿など、世界各地でとらえ方が違うことや、月が生まれた経緯、裏側には模様がないことなどを話した。
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