動物飼育の仕事について理解を深め、命の大切さを感じてもらおうと、砥部町上原町の愛媛県立とべ動物園で1日、県内外から集まった高校生15人の飼育実習が始まり、生徒は餌やりや獣舎清掃に励んだ。 実習は同園が毎年実施。2日間の日程で、初日の午前中は12班に分かれて実習をした。聖カタリナ女子高校の3年藤田知歩さん(18)は、フサオマキザルやラマの食事を準備。蒸したサツマイモや、リンゴを切って与えた。 飼育員は、動物の顔を覚えて観察する重要性や、来園者に動物とじっくり触れ合ってもらう工夫を説明した。
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