愛媛県警生活安全企画課は22日、2013年の県内の特殊詐欺被害の概要をまとめた。被害は102件(約3億9500万円)で、被害額は前年の約1.6倍に増加。統計の取り方が変わった11年以降で最悪となった。 同課によると、102件の内訳は、おれおれ詐欺や還付金詐欺など振り込め詐欺が70件(約1億8800万円円)、未公開株や社債の購入名目詐欺などの振り込め詐欺以外が32件(約2億円)。架空請求詐欺の被害額は前年から約6500万円増、金融商品等取引名目詐欺も約3800万円増となった。 振り込め詐欺では、妊娠示談金やロト6の当選番号を教えるという手口があった。振り込め詐欺以外では、貴金属の発掘権購入や海外企業への投資、祈祷(きとう)料をうたうケースもあった。
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