年末年始を愛媛で過ごす人たちの帰省ラッシュが29日、本格化した。県内の空・陸・海の玄関には、大きな荷物を抱えた帰省者が続々と降り立ち、出迎えの家族らと笑顔で再会を喜び合った。各交通機関の帰省ラッシュは年内いっぱい続く。 松山空港には、羽田や成田、伊丹などから満席やほぼ満席の便が次々到着。到着ロビーでは、子どもや孫を待ちわびた祖父母らが手を振って出迎える中、久しぶりの古里にほっとした表情を浮かべる姿が見られた。 東京都大田区の会社員渡辺博明さん(39)は4歳の長男、1歳の長女ら家族4人で帰省し「1月2日まで実家の今治市でゆっくり過ごしたい。子どもたちもいとこに会えるのを楽しみにしている」と話していた。 県内からのUターンラッシュは1月3日ごろから本格化する見通し。
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