愛媛県内外で活躍するゴルフの県勢女子ジュニア選手3人がこのほど、松山市のゴルフ場で一緒にラウンドし、共に活躍を誓った。 「交流を兼ねて練習納めをしよう」とコースを回ったのは岡山県作陽高2年の丹萌乃(17)=西条西中出、久米中3年の河本結(15)、日浦小6年のマニックスジョイ明美(12)の小中高の3選手。 丹はプロに引けをとらない飛距離を武器に12年の日本女子アマチュア選手権でベスト16入り。昨年は勝負どころでスコアが伸ばせず、思うように全国の舞台に進めなかった。「1打の重みを感じた1年だった」と振り返る。 丹と同じように県外の高校への進学を決めた河本。8年間練習を積んだ地元を離れることになるが「もっと自分のことを知ってプロに近づきたい」と抱負を述べる。 2人を「お姉ちゃんみたい」と慕うマニックスも背中を追う。今年は中学生になり、コースの距離も伸びる。「悪いショットに引きずられないようにメンタル面を鍛えて、いろいろなショットが打てるように練習したい」と意気込む。 成長途中のジュニア選手たちが飛躍の準備を始めている。
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