開発途上国で教育や観光、スポーツ振興を支援する愛媛県内出身の青年海外協力隊員４人が２５日、県庁を訪れ、中村時広知事から「えひめ海外協力大使」の委嘱を受けた。 ４人は、大石紗己さん（２８）＝セネガル、日本語教育▽白岡大さん（３２）＝ニカラグア、理学療法士▽神野諒さん（２３）＝モンゴル、バスケットボール▽中川美和さん（３８）＝ウズベキスタン、観光。任期は２年で、来年１月６日から順次出発する。 委嘱式で中村知事は「地域貢献に加え、食事や治安に注意して元気に帰国するのも使命。活躍してください」と激励。４人は「現地住民の目線に立って頑張る」「日本特有の細やかなサービスを伝えたい」と抱負を述べた。 任期を終えた先輩隊員４人も同席して現地での活動を報告し、新隊員らは熱心に聞いていた。
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