7日は二十四節気の「大雪(たいせつ)」。激しく雪が降り始め、本格的な冬が到来するころとされる。 愛媛県内各地で新年を迎える準備も進んでいる。内子町石畳の農業西岡正武さん(79)方では、正月用の干し柿作りが最盛期。6日も、妻の妙子さん(74)と一緒に慣れた手つきで次々と柿の皮をむいて長さ約1メートルのロープにくくり、軒先の竹ざおにつるしていった。 11月下旬に作業を始め、これまでに約9000個を干した。軒先に「オレンジ色のカーテン」が揺れる。3週間ほどして濃い茶色になれば完成。道の駅「内子フレッシュパークからり」などで販売する。
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