愛媛県松山市の道後商店街をダンスフロアに見立て、ダンサーやDJが盛り上げるアートイベント「ほんわかぱっぱ」が6日、始まった。照明を落とした商店街にあんどんのほのかな明かりがともる中、特設の「サイレントディスコ」で参加者が思い思いに踊った。 東京から移住し、三津浜地区で地元住民と作家の交流イベントなどを手掛ける画家海野貴彦さん(38)と、道後商店街振興組合が約半年かけて企画した。 商店街の約60店舗が店先に手作りあんどんを設置。商店街入り口の特設ブース内に入った参加者はヘッドホンを装着し、流れるヒップホップに合わせて体を動かした。外からは無音の空間で大勢が踊るように見える不思議な光景を、商店街の人たちや観光客が興味深そうに見守り、声を掛けられ一緒に踊る人もいた。
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