愛媛県松山市は3日、違法な固定構造物の無断設置で利用中止になっていた同市拓川町石手川河川敷の施設「石手川スポーツパーク」の利用を7日から再開すると発表した。 施設は縦20メートル横50メートルにわたりアスファルト舗装され、2002年に開設。スケートボードや自転車競技BMX(バイシクルモトクロス)などの愛好者が利用していたが、11年末、何者かによるブロックなどでできた長さ約5メートルの固定構造物を市が確認。河川法に抵触するとして撤去を呼び掛けたが、コンクリートが流し込まれるなどエスカレートしたため、今年1月8日から利用を中止していた。 市によると、固定構造物の設置者は名乗り出ていないが、ジャンプ台や平均台などを含め全て撤去し、アスファルトを修繕。県と適正利用を協議し、仮設物の設置申請制度を整備した。
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