経済の重要課題などを議論する「第50回四国地域経済懇談会」が4日、愛媛県松山市のホテルであった。日本経団連と四国経済連合会(四経連)の共催で、競争力強化策を考えた。 経団連から米倉弘昌会長(住友化学会長)や渡文明審議員会議長(JXホールディングス相談役)ら、四経連から常盤百樹会長(四国電力会長)ら計130人が出席した。 常盤会長は「四国でも景況感の回復が見え、より持続的な成長のためにも産業競争力強化が不可欠」とあいさつ。米倉会長は、デフレ脱却と本格的な経済再生の好機とし「大胆な規制改革や、成長戦略のスピーディーで力強い実現を政府に求める」と述べた。 意見交換では丸住製紙(四国中央市)の星川一冶社長が、電力安定供給とエネルギー政策への考えを質問した。
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