愛媛県は4日、大洲市菅田小学校(松田宗治校長、176人)で、県内では今季初となるインフルエンザの集団発生があったと発表した。同小は5年生(1学級、36人)を5~6日、学年閉鎖とすると決めた。集団発生は昨年度に比べ1カ月以上早いといい、県が注意喚起している。 県健康増進課や同小によると、5年生の22人がせきや発熱を訴え、4日は15人が欠席した。インフルエンザと診断された12人全員がB型に感染していたという。 県内の61医療機関が報告したインフルエンザの患者報告数は、直近の11月18~24日の週で1医療機関当たり0.43人。保健所別では宇和島の2.0人が最も高い。全県で1人を超えると流行期に入るとされ、同課は十分な栄養と休養▽せきエチケットの順守▽うがい・手洗いの励行―などの予防対策を呼び掛けている。
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