四国電力伊方原発(愛媛県伊方町)の再稼働に反対する県内の宗教関係者らが13日、松山市湊町5丁目の坊っちゃん広場で座り込みを行った。僧侶ら約10人が「原発を止めよう」と書かれたのぼりを掲げて約1時間読経し、廃炉を訴えた。 座り込みは「フクシマの子供を守り、原発を止める仏教者の会」が実施。昨年4月に続き2回目という。松山市周辺の寺院などから集まった参加者は蒸し暑い広場で、原発の再稼働や海外輸出に反対するよう通行人らにアピールした。 呼び掛け人の一人で観音寺(同市三番町1丁目)の垂水正和住職(61)は「共感してもらえる人にはぜひ参加してほしい。無関心だった人も原発の危険性を感じて行動を起こしてもらいたい」と話した。
↧