日経平均株価が急落した13日、愛媛県内の証券会社幹部や個人投資家からは「かなり大きな下げ幅」と驚きの声が上がった。株価や為替相場の安定へ政府や日銀に追加対策を求める意見が相次いだ。 いよぎん証券(松山市)では幅広い銘柄で売り買いが交錯した。株価が軟調で推移する中、最近1週間は「いつまで下がるのか」など先行きについての相談が寄せられている。 日経平均株価と為替相場は日銀が「異次元緩和」に踏み切る前の4月の水準に戻った。同社は、政府や日銀がデフレ脱却や景気回復政策を打ち出していることなどを挙げ、「昨秋以降の円安株高の大きな流れは変わらないと思う。今後も若干上下するが、中長期的には株価はじっくり上昇するのではないか」と予想する。
↧