愛媛県の八幡浜署は19日、昨年の同時期を4件上回る5件の交通死亡事故が管内で発生していることを受け、交通事故抑止緊急対策会議を同署で開いた。輸送関連団体や自治体の担当者など約30人が事故防止へ交通ルール順守の徹底を確認した。 同署によると、過去5年の管内死亡事故件数は年間1~3件。山内泰署長は「警察も対策しているが死亡事故が止まらない。運転者の自覚が大切で、年末に向け協力を願いたい」と呼び掛けた。 伊藤誠悟交通課長が、今年の死亡事故5件について、いずれも車が歩行者や自転車に衝突しており「車側が前をよく見ていなかったとみられる」と分析。参加者は交通安全ステッカーの車への貼り付けや、夜間の歩行者の目立つ服装着用などの対策を出し合った。
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