動物との共生を考える写真展「命の光と陰と…」が愛媛県新居浜市高木町の市総合福祉センターで開かれている。全国組織「動物愛護支援の会」代表のマルコ・ブルーノさん(68)が撮影したり、提供を受けたりした約70点を展示。捨てられ、置き去りにされた犬猫の姿が動物愛護の意味を問い掛けている。29日まで。動物愛護の啓発活動を進める「リードの会」(同市、藤田尚美代表)との共催。オーストリア出身のブルーノさんは20歳で来日し、約30年前からボランティアで捨て犬猫問題に取り組み、2000年に支援の会を設立した。昨夏、信頼できる獣医師や仲間のいる同市に移り住んだ。 会場には、東京電力福島第1原発事故後に福島県内の立ち入り禁止区域に置き去りとなったペットや家畜の写真を展示している。
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