愛媛県新居浜市一宮町1丁目の市立郷土美術館で7日、開催中の世界的写真家白岡順さん(69)=同市出身=による作品展「野分のあと」に合わせたワークショップがあり、同市や四国中央市の小学4~6年生15人が、ピンホールカメラでの写真撮影と現像に挑戦した。 白岡さんや同館学芸員が講師となり、参加者は紙箱に直径0.4ミリの針穴を開けたピンホールカメラを使って付近の市消防本部や中央公園の風景を撮影。「箱を動かさないように」とアドバイスを受け、針穴から1~2分間、光を取り込んで印画紙に焼き付けた。暗室で現像液に漬けてネガにし、別の印画紙を重ねて光を当て薬液処理すると、モノクロ写真が出来上がった。
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