高齢者介護に携わる施設職員らを対象にした救急セミナーが3日、愛媛県松山市萱町6丁目の市保健所・消防合同庁舎であり、約80人が、お年寄りが食べ物を喉に詰まらせるという一刻を争う状況での応急手当て法などを学んだ。 高齢化が進む中、施設や訪問介護先での万一の事態に備え、初動対応を学んでもらおうと、市東消防署が管内の施設などに呼び掛けて初めて開いた。 同署の救急隊員らが講師になり、詰まらせたというサインを見逃さないこと、「せきはできますか」といった声の掛け方、119番通報での受け答えなどを具体的に指導した。
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