「愛媛県農林水産業・地域の活力創造協議会」が3日、県議会議事堂であり、生産者団体など県内16組織の担当者が1次産業の振興に向けて意見を交わした。 国が策定中の「農林水産業・地域の活力創造プラン」に地域の意見を反映するため、農林水産省の要請で県が初めて開催した。 出席者は消費・輸出拡大や6次産業化、担い手確保などについて、各業界が抱える課題や要望などを発言した。 県漁業協同組合連合会は「(県産魚輸出のための)衛生検査が神戸市の機関でないと実施できない。県内での検査体制を整備してほしい」と求めた。県農業法人協会は「若者が農業をしたいと思っても(法律などの)ルールが分からず参入できない。総合的な窓口が必要」と意見を述べた。
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