JAえひめ南(愛媛県宇和島市、黒田義人組合長)は、今夏の干ばつによるかんきつ類被害額を約2億4000万円と見込んでいることが2日、分かった。減収量は年間生産予想量の3%に当たる約1200トン。 JAえひめ南とJA宇和青果が合併した2009年以降、初の干ばつ被害となり、同JAは「今年は猛暑の上に雨が降らない期間が長すぎた。10年に1度の大規模被害といえるだろう」とした。 旧宇和島市の7月降水量は54.5ミリと平年比23%にとどまった。日焼けや落葉などがみられ、JAは8月5日に干ばつ対策本部を設置していた。
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