愛媛県東温市上村の重信川にある洪水対策目的の霞(かすみ)堤「開発霞」と、霞堤の中にある「かすみの森公園」の自然環境復元計画を議論する第2回ワークショップ(重信川の自然をはぐくむ会主催)が2日、東温市役所であり、年間を通して水流が少ない既設水路への導水策などを議論した。 委員は事務局が示した5案を基に検討。上流に取水井戸を設置し、水を引く案に賛意が多く寄せられた。公園内を7メートル程度掘り込み、地下水を湧出させる案には「子どもが危なくて遊べない」との指摘があった。「上流の佐古ダムから分けてもらっては」と私案を披露する委員もいた。
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