愛媛労働局は28日、7月の県内雇用失業情勢を発表した。有効求人倍率(季節調整値)は前月比0.02ポイント増の0.99倍。6カ月連続で改善したが、介護業の慢性的な人材不足など雇用のミスマッチも影響し、基調判断は「依然厳しい状況にあるものの、着実に改善の動きが続いている」と据え置いた。 有効求人数は2万5050人(前年同月比16.0%増)。新規求人数は9799人(13.2%増)。産業別では公共事業増加に伴う土木作業員不足で建設が24.9%増。サービスも24.0%増、医療・福祉も23.7%増で伸びた。一般求人は16.9%増、パート求人は14.6%増だった。
↧