身体障害者が災害時の避難生活を体験する宿泊型防災訓練が24日から、1泊2日の日程で愛媛県伊予市中村の北山崎小体育館であり、県内の身体障害者や福祉関係者ら約50人が避難所での課題を洗い出した。 大規模災害時に障害者自身や周囲が必要な行動を理解し、防災対策の充実を図ろうと県身体障害者団体連合会が初めて開いた。 24日は同会担当者が、段ボールやミカン用キャリーなどを利用した簡易ベッドの作り方を紹介。参加者は「手すりがないと起き上がれない」などと意見を述べ、強度や寝心地、車いすから移動が可能かどうかなどをチェックした。
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