化学や生き物の仕組みに興味を持ってもらおうと、愛媛大理学部のサマースクール「第15回親子で楽しむ科学実験」が24日、松山市文京町の愛媛大であり、小学生が研究者の気分を味わった。 児童は、塩化カリウムなどをメタノールに溶かして色の付いた炎が出るランプを作ったり、魚を解剖して脳の仕組みを学んだりする九つの実験に挑戦。教員や学生、スーパーサイエンスハイスクールに指定されている松山南高生が手助けした。 魚の血液を観察する教室では、ゴム手袋を着けた子どもたちが実験器具を使い、慎重に薬液をかけて赤血球を染色。顕微鏡をのぞき込み「見えた」「うじゃうじゃいる」と歓声を上げ、ヒトの血液との違いを見比べた。
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