愛媛県大洲市の大成、菅田の両小学校が24日、2014年春の統合に向け、同市森山の大成小で調印した。大成小(26人)は廃校となり、児童は約7キロ離れた菅田小(177人)にスクールバスで通う。市内29小学校を11に再編しようとする市小学校統廃合計画(08年策定)の一環。 調印式では、大成小統廃合検討委員会の畑孝一委員長(65)が「今日は大成の住民にとって歴史が変わっていく日だ。保護者から『統合してよかった』と声を聞くまでは責任を持ちたい」と沈痛な面持ちで述べた。清水裕市長は「地域の元気が失われないよう支援する」と約束した。
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