剣道の第61回全日本選手権愛媛県大会は25日、県武道館で行われ、神野洋平5段(県警)が2年連続2度目の頂点に立った。 神野は決勝で馬越啓輔6段(県警)と対戦。互いに一本を奪えず延長戦に入り、神野が面を決めた。 神野は11月3日に東京都で行われる全日本選手権に出場する。 2連覇の懸かった今大会。着実な成長を見せた27歳の神野洋平は、決勝で同じ県警に所属し主将を務める馬越啓輔を下し「大先輩に勝てたことが素直にうれしい」と喜んだ。 初出場した昨年の全国大会は、1回戦で優勝経験のある内村良一(警視庁)に敗れた。神野は「全国の舞台で自分に足りない強さを感じた」と再起を誓った。
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