過去最高の狭き門に―。3年目を迎える愛媛県の課長級昇任試験の応募状況が26日、まとまった。倍率は1年目の4.3倍、2年目の4.7倍から6.9倍にはね上がり、厳しい競争が繰り広げられそうだ。 課長試験は中村時広知事が導入し「何度でもチャレンジできる」と強調。今回は過去2回連続で涙をのんだ112人が手を挙げ、リベンジに挑む。昨年の不合格者の応募は9割に上った。 主幹(課長補佐)級に在任2年目以上の有資格者のうち49~59歳の305人がエントリーし、受験率は84%。内訳は事務169人、技術136人。一方、合格者は44人程度を見込んでいる。
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