愛媛県松山市と段ボール大手のレンゴー松山工場(同市南吉田町)は27日、大規模災害発生時の物資供給を盛り込んだ協定を結んだ。災害時に市の要請で避難所の広さや人数に応じた段ボール製の簡易ベッドや間仕切りを提供し、被災者の健康やプライバシーを保護。ストレス緩和につなげる。 市役所で野志克仁市長と同社の久保田益造松山工場長が協定書に調印。縦2メートル、幅0.9メートル、高さ0.35メートルの段ボールのベッドや、高さ0.9メートルの間仕切りを披露した。ベッドは重さ8トンまで耐えられ、約15分で組み立てられるという。
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