日本航空は21日、来年1月7日から松山発着の福岡線を1往復増便して1日8往復とする一方、鹿児島線を1往復減便して1日1往復とすると発表した。 同社の2013年度冬季ダイヤ(10月27日~14年3月29日)の路線便数計画に盛り込んだ。21日、国土交通省に認可申請した。 福岡線は、8往復中2往復で36人乗りから74人乗りに機材を大型化する。同路線では地域航空会社リンク(福岡市)が14年3月上旬の就航を目指しており、日航松山支店は「新規就航の影響も若干あるが、4~7月の平均搭乗率が6割強と利益を生んでいることが決め手」としている。 鹿児島線は、4~7月の平均搭乗率が3割台と低迷し、同支店は「観光利用がうまく取り込めなかった」と説明。減便に伴い14年1月7日から松山発は午後3時5分だけになる。
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