連日の猛暑でかんきつへの悪影響が懸念されるとして全国有数のミカン産地を抱えるJA西宇和(八幡浜市)は13日、少雨だった2010年以来となる干ばつ対策本部(本部長・西本満俊理事長)を設置した。果実の生育や被害状況の定期的な確認、かん水の取水場増設などで対応する。 同JAによると、八幡浜地方の6月の雨量は213ミリで平年を40ミリ(16%)下回った。7月も115ミリ(55%)少ない93ミリにとどまり、気温も高く、果実の軟化や落葉などの影響が出ている。玉太りも悪く、少雨が続けば収穫時に小玉傾向になる恐れがある。
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