毎年この時期に見られるペルセウス座流星群が13日未明にピークを迎え、鮮やかなほうき星が夏の夜空を彩った。 久万高原天体観測館(愛媛県久万高原町下畑野川)によると、同流星群は、スイフト・タットルすい星が放ったちりが地球に接近することで発生。ペルセウス座の方向から放射線状に現れ、月明かりや街灯がない暗い場所なら1時間に30~50個観測できる。今年は月が12日午後9時50分ごろ沈んだため、好条件に恵まれた。 同町の大川嶺(1525メートル)周辺では、12日夜から家族連れらが地面に寝そべって観測。赤い尾を引いた大型の流星が現れると「すごい」と歓声が上がった。
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