総務省消防庁は13日、愛媛県内の住宅用火災警報器の推計設置率が76.3%(6月時点)と昨年から6.5ポイント上昇したと発表した。全国ワースト3位だった2011年から31位まで順位を上げたが、全国平均の79.8%には届かなかった。 警報器は11年6月に設置が義務付けられた。原則として寝室と階段に取り付ける。調査は各消防本部による無作為抽出。 県内14消防局・消防本部別では久万高原町の93.0%(1.1ポイント増)が最も高く、次いで四国中央市79.3%(1.3ポイント増)、松山市79.0%(7.3ポイント増)。最低だった愛南町の64.5%(10.6ポイント増)を除いて7割以上を達成した。最も増えたのは伊予地区の72.6%で22.9ポイント増だった。
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