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被爆、次世代に語り継ぐ 新居浜で出前講座

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 「長崎原爆の日」の9日、県原爆被害者の会新居浜支部(富林健二支部長)の出前講座が愛媛県新居浜市中筋町2丁目の角野公民館であり、市内在住の会員ら3人が「語り部」として角野小児童約30人に原爆の悲惨さを伝えた。 語り部は同支部の森田元治事務局長(76)=篠場町=と真鍋美佐保さん(88)=萩生、桜田清さん(83)=江口。森田さんは長崎、真鍋さんと桜田さんは広島で被爆した。 3人は放射能と高熱を浴びて苦しむ人々など原爆投下直後の惨状を、被爆者の記憶や資料を基に描いた絵や写真を使って証言。言葉を失う児童に「今も全国で21万人が原爆症など放射能の影響で苦しんでいる」と訴えた。

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