中学生が将来の仕事について考える「やりたい仕事創造学校」が8、9の両日、愛媛県松山市菅沢町の市野外活動センターであり、市内の生徒らが社会人や大学生と交流し、働くことへの意識を高めた。 職業観を育んでもらおうと県内企業によるNPO法人・Fネット愛媛(富田耕治代表理事)が初開催。中学生14人と愛媛大生ら計約30人が合宿研修した。 9日は社会人6人を講師に迎え、交流会を実施。県内で活躍するパティシエや看護師、陶芸家らが自身の中学時代や仕事の内容、やりがいを語った。 市内で菓子店を経営する鎌田琢弥さん(40)は、不規則な勤務で休日も少ないオーナーシェフの苦悩を伝えた上で「自分の菓子を喜んでもらえるとうれしい。好きなことが仕事になれば幸せなので、ぜひ見つけてほしい」とアドバイスした。
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