機械科などで学ぶ四国の高校生を対象にした「四国地区高校生溶接技術競技会」(実行委員会主催)が31日、愛媛県新居浜市阿島1丁目の日本溶接協会四国地区溶接技術検定委員会実技試験場であり、愛媛の4校を含む11校の1~3年生48人が鍛錬の技を競い合った。 ものづくりを支える人材育成を目的に、四国工業高校研究会や新居浜市などが昨年度から開催。参加者は厚さ9ミリの鉄板を溶接棒で接合する被覆アーク溶接と、鉄のワイヤを使う炭酸ガスアーク溶接の2種目に分かれ、個人と3人一組の団体の2部門で技術や作業の安全性を競った。審査員が見守る中、勢いよく火花を散らして溶接し、接合部を器具で修正し完成させた。
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