愛媛県西条市は31日、同市大町のサラサラ川で採取したニシキゴイの死骸から、コイヘルペスウイルス(KHV)が検出されたと発表した。 市農業水産課によると、7月19~23日に8匹の死骸を確認。県が県水産研究センター栽培資源研究所(伊予市)で検査しKHV陽性が出たため、国の水産総合研究センター増養殖研究所(三重県)で確定診断をした。西条市内でKHVの発生が確認されたのは2005年7月以降、7回目。感染経路は分かっておらず、今年7月24日からは死骸は確認されていない。 県は感染拡大を防ぐため、12年8月からサラサラ川を含む西条、新居浜両市の渦井川水系でコイの持ち出しを禁止している。
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