愛媛県の新居浜市が第三セクター方式で運営する観光施設「マイントピア別子」(同市立川町)で、30代女性従業員が温泉施設や砂金取り体験の利用料金を着服していたことが1日、分かった。複数の関係者によると、着服額は900万円を超える見通し。女性は全額弁済しているという。 関係者によると、着服は2010年秋ごろから続いていたとみられ、今年7月中旬に発覚した。 運営会社社長を務める石川勝行市長は1日、愛媛新聞社の取材に「(着服の)報告は受けている。不正があったことは極めて遺憾。金額や手口など詳細を調査中で、明らかになり次第発表する」と話した。
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