キウイの2012年産愛媛県内収穫量は7400トン(前年比13%増)で、27年連続日本一だったことが1日までに農林水産省の調べで分かった。開花期の5月下旬に天候が良く、09年産以来3年ぶりに7000トンを上回った。 実をつけた結果樹面積は423ヘクタール(1%減)、10アール当たり収量は1750キロ(15%増)。全国の収穫量は2万9800トン(14%増)で、愛媛のシェアは前年と同じ25%だった。 県農産園芸課によると、10年産は3月の低温被害や人工授粉に使った県外資材メーカー製の花粉増量剤による発芽不良、11年産は開花期の降雨の影響を受け、収穫量は2年連続で低迷。「12年産は大きな問題がなく回復した」と説明している。
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