愛媛県松山市北条地域の魅力を再発見し、発信につなげるワークショップが8日、地元で始まった。初回は小学生から70代まで地域内外の24人が参加。ワークショップを「風早推(お)し隊」と名付け、秋祭りや夕日、タマネギなど、それぞれが思う魅力について意見交換した。 北条地域振興を図る「風早レトロタウン構想」を掲げる市が、NPO法人いよココロザシ大学(同市)に運営委託し、来年3月まで月1回、毎回参加者を募りながら開く。 8日は、同市土手内の片町集会所で開催。同法人の泉谷昇学長が講師を務め、映画ロケ支援の経験を基に「県外の人から見ても北条は魅力的だが、住民は自分たちの中で収めてしまっている」と、情報発信の不十分さを指摘した。 参加者は北条の魅力を「おやじバンドの哀愁」「スイーツが意外と多い」などと次々に挙げていた。
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