済美甲子園練習 ４カ月ぶり感触を確認

　第９５回全国高校野球選手権大会（８日から１５日間・甲子園）に愛媛代表として出場する済美は３日、甲子園球場で午後３時から３０分間、練習を行い、今春の選抜大会以来、約４カ月ぶりとなる同球場の感触を確かめた。　上甲正典監督は「バス移動の影響もあり、朝から体が重そうだった。少しでもボールに触らせたかった」と話し、守備練習ではコーチが開始直後からノックの打球を立て続けに放った。　エース安楽智大投手は、打撃練習で右中間本塁打を放ち、バックネット裏の観客から拍手。練習時間が残り１０分を切ってからはマウンドで投球練習したが、全力投球はせず、軽めの調整にとどめた。安楽投手は「夏は初めてなので、マウンドの感覚を確認した。甲子園という素晴らしい舞台で、自己最速の１５８キロを出せるように調整したい」と意欲をみせた。