愛媛を第二の故郷にして―。東日本大震災の被災地・福島県の支援を続ける東温市民らが同県南相馬市の父子を１日から２泊３日の日程で地元に招き、一緒に川遊びやバーベキューなどを楽しんだ。 震災がれきの受け入れ問題などをきっかけに、放射能について考える「子どもたちの未来を考える父母の会ｉｎ東温」が中心となり企画。２０１２年３月と８月にも福島の小学生らを愛媛に招いており、今回は、過去２回の交流会に参加した会社員古内克利さん（４１）と中学２年亘君（１３）が来訪した。 ２日夜は東温市井内の農家レストランで、福島から愛媛に避難している親子や、被災者の受け入れを行う世話人など約３０人が古内さん親子を囲んでバーベキュー。相馬弁を交えた会話に花を咲かせた。 亘君は前回ホームステイした家の川上小６年東海林勇希君（１２）らとスイカを頬張り「愛媛にもっといたいなあ」と夏休みのひとときを堪能していた。
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