「森永ひ素ミルク中毒の被害者を守る会」県本部(森岡秀夫委員長、会員132人)の第43回総会が28日、愛媛県松山市道後町2丁目のひめぎんホール別館であり、2013年度の活動方針などを決めた。 森永ヒ素ミルク中毒事件は1955年に発生。県本部によると、被害者は西日本を中心に計約1万3000人、県内は約650人に上るという。 総会には会員約20人が出席。亡くなった被害者に黙とうをささげた後、森岡委員長が「医療費負担など抱える課題は多い。来年は還暦を迎える会員も多くいるが、一緒に頑張ろう」とあいさつした。
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