肝炎治療に携わる医師と患者ら約50人が肝臓週間の「日本肝炎デー」前日の27日、愛媛県松山市の大街道商店街などで肝炎ウイルス検査の街頭啓発を実施。進行すると肝硬変や肝がんになる肝炎の早期検査の必要性を訴えた。 愛媛大医学部付属病院肝疾患診療相談センター主催。県、同市職員、患者団体なども参加した。メンバーらは肝炎デーのシンボルカラーの青色のシャツやたすきを着け、検査・治療法を紹介するチラシやポケットティッシュを通行人に配り、早期対策を呼び掛けた。 日浅陽一センター長(47)は「検査を一度は受け、患者は専門医で定期的に治療してほしい。肝炎ウイルスは怖く、放置してはいけないという理解が必要だ」と話していた。
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